久しぶりに泥のような眠りを貪ったようだ・・・・。
バイクがリエゾンをスタートしていく音で目が覚めた。友川の様子を見ると、子供のような寝顔で寝ている。顎は・・・昨日より腫れているかもしれない。
テントから顔を出すと、私たちのマシーンは整備を受け終わり、割れたサイドガラスの代わりにプラスティックをはめ込まれているのが見えた。窓、開けられないけど、仕方ないか・・・・。
よしっ!とりあえず、私もマシーンもすっかりエネルギーを取り戻したってわけだ! 今日も頑張るぞ!
いつものようにペットボトルの水で歯を磨いた後、朝食とランチボックスと水を受け取りにいった。友川のことを起こすのはその後でいい。
とりあえず何か食べておかなきゃ・・・・。そうは思うけどお皿に乗せられたベーコンとスクランブルエッグをつつくだけで、口に運びたくなかった。食欲、なし・・・・。
「ちゃんと食べろ!」
「コーヒーよりココアにしろ。俺が持ってきてやる」
メカニック達だった。・・・・なんか、昨日から子供扱いされているような気がする。・・・・まっ、いいけど。
とりあえず何か食べておかなきゃ・・・・。そうは思うけどお皿に乗せられたベーコンとスクランブルエッグをつつくだけで、口に運びたくなかった。食欲、なし・・・・。
「ちゃんと食べろ!」
「コーヒーよりココアにしろ。俺が持ってきてやる」
メカニック達だった。・・・・なんか、昨日から子供扱いされているような気がする。・・・・まっ、いいけど。
君たちのためにも、今日も頑張って走ってくるからね♪
早速、5kmの砂丘越えがあった。
昨日の投石事件の後だというのに、友川は落ち着いていた。マシーンに負担をかけないようドライビングを楽しんでいるようだった。
が、1年ぶりの砂丘に入ると、感が鈍っていたのと、行ってはいけない方向についつい目がいってしまうためか、スタックを数度重ねてしまった。
昨日の投石事件の後だというのに、友川は落ち着いていた。マシーンに負担をかけないようドライビングを楽しんでいるようだった。
が、1年ぶりの砂丘に入ると、感が鈍っていたのと、行ってはいけない方向についつい目がいってしまうためか、スタックを数度重ねてしまった。
スタックするたびにマシーンから降りて砂を掘り、少しでも締まっていそうで友川がアタックしやすそうなラインを探した。自分の足で歩いて砂の感触を確かめながら・・・・。
砂丘には地元の人々が集まってきていて、スタックしているマシーンに群がっていた。助けるかわりにお金や金目のものを得るためにだ。スタックするたびに私たちの周りにもワラワラと人が集まってくる。たった5kmだったし、まだ日も高かったので強気で追い払う。
「お金は持ってないの! だから手伝わなくていいから!」
それでも、子供たちにだけは手伝わせた。報酬は勿論、キャンディーだ。

あと2kmで砂丘からでられるというのに、何度も何度も砂に捕まった。何回スタックしたかなんか覚えていない。うんざりするほど砂を掘った。
・・・・・朝食、無理やり食べておいてよかった。
砂丘には地元の人々が集まってきていて、スタックしているマシーンに群がっていた。助けるかわりにお金や金目のものを得るためにだ。スタックするたびに私たちの周りにもワラワラと人が集まってくる。たった5kmだったし、まだ日も高かったので強気で追い払う。
「お金は持ってないの! だから手伝わなくていいから!」
それでも、子供たちにだけは手伝わせた。報酬は勿論、キャンディーだ。

あと2kmで砂丘からでられるというのに、何度も何度も砂に捕まった。何回スタックしたかなんか覚えていない。うんざりするほど砂を掘った。
・・・・・朝食、無理やり食べておいてよかった。
友川がうまく脱出に成功しても、私は後に残される。なぜかというと、スタックボードという板を砂とタイヤの間にかませて脱出を試みるからだ。それを砂の中から掘り出し(これが一番つらいし、きつい)、ボードを抱えて、砂丘を歩くか走るかしてマシーンを追いかけないとならない。
体力の限界近し・・・・。
周りで一番高い砂丘に上り、友川を追いかけながらあるいていくと、いくつか向こうの砂丘と砂丘の間にCP(コントロールポイント)の旗が翻っているのが見えた。
目指すものが見つかった!
こうなったら2km歩いてでもここから友川を出させてやる!
轍の浅そうなラインも見つけ、友川を誘導する・・・・・。
そして、無事に砂丘から生還! CPを通過することができた。
スタックから脱出しやすいように下げていた空気圧を少し戻してから、リエゾンに入った。
しばらく走ると、例のバカでかい南アフリカの2人のマシーンがボンネットを開けて止まっていた。
ラジエーターから水漏れを起こし、オーバーヒート寸前らしい。十分な水もないらしい。
「水なら私たちのを置いていくよ。ここから先はそうシビアでもなさそうだし。」
ナビは私をハグして叫んだ。
「You are my star!」
はい、はい・・・。もう、いいって・・・・。
リエゾンでは何台も止まっているマシーンを見た。まだ、アフリカ2日目だというのに・・・・。
今年のレースは荒れる予想・・・・。
友川ははやる気持ちを抑えているのか、リエゾンも慎重に走った。ビバーク地であるウアルザザットに着いたのは夜中の1時を回った時だった。
軽く夕飯を食べ、ナビの仕事をこなして寝袋に潜り込んだのが朝方4時だった。こんな日に限って翌日のスタートが早い・・・・。眠い。ものすごく・・・・・。
本日の順位は109位。
マシーンはすこぶる順調。これが大事なことなのだ。怖さない走りに徹することでは、友川はほかの誰よりも上手だ。
体力の限界近し・・・・。
周りで一番高い砂丘に上り、友川を追いかけながらあるいていくと、いくつか向こうの砂丘と砂丘の間にCP(コントロールポイント)の旗が翻っているのが見えた。
目指すものが見つかった!
こうなったら2km歩いてでもここから友川を出させてやる!
轍の浅そうなラインも見つけ、友川を誘導する・・・・・。
そして、無事に砂丘から生還! CPを通過することができた。
スタックから脱出しやすいように下げていた空気圧を少し戻してから、リエゾンに入った。
しばらく走ると、例のバカでかい南アフリカの2人のマシーンがボンネットを開けて止まっていた。
ラジエーターから水漏れを起こし、オーバーヒート寸前らしい。十分な水もないらしい。
「水なら私たちのを置いていくよ。ここから先はそうシビアでもなさそうだし。」
ナビは私をハグして叫んだ。
「You are my star!」
はい、はい・・・。もう、いいって・・・・。
リエゾンでは何台も止まっているマシーンを見た。まだ、アフリカ2日目だというのに・・・・。
今年のレースは荒れる予想・・・・。
友川ははやる気持ちを抑えているのか、リエゾンも慎重に走った。ビバーク地であるウアルザザットに着いたのは夜中の1時を回った時だった。
軽く夕飯を食べ、ナビの仕事をこなして寝袋に潜り込んだのが朝方4時だった。こんな日に限って翌日のスタートが早い・・・・。眠い。ものすごく・・・・・。
本日の順位は109位。
マシーンはすこぶる順調。これが大事なことなのだ。怖さない走りに徹することでは、友川はほかの誰よりも上手だ。


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